tanoken Photo Life

趣味の写真を中心に、いろんなことを記録。

7Artisansの距離計連動アジャストをする。

七工匠 7Artisansの距離計連動アジャスト
先日購入した七工匠 7Artisans 35mm F2 Limited Silverがかなり後ピン気味で無限遠も出てなかったので、距離計連動アジャスト機能を使って調整してみた

7Artisansの距離計連動アジャストに使う調整用スケールと調整用精密ドライバー
使うのは付属の調整用スケールと調整用精密ドライバー。
調整用スケールを床に置き、2mの距離からテスト撮影。
もちろんブレないように三脚を使用してセルフタイマー使用。
撮影画像をMacに読み込んで確認し、それに合わせて調整していく。

七工匠 7Artisans 35mm F2 Limited Silverのレンズマウント部分
レンズマウントの真鍮リング部にある2箇所のネジ(左右の黒い部分)を調整用精密ドライバーで緩めることで真鍮リング部が回るようになる。
真鍮リング部は奥まっていて手で回せないので真鍮リング部の真ん中の穴に調整用精密ドライバーを差し込んで回す。
テスト撮影で前ピンの場合はマウントを見て時計回り、後ピンの場合は反時計回りに回す。
目盛りも何もないので感覚だけ。
テスト撮影と調整を繰り返して追い込んでいく。

内部の構造がどうなってるのかわからないけど、真鍮リング部のネジを締め過ぎるとピントリングが固くて回らなくなるので注意。かといって緩過ぎて真鍮リング部が勝手に回ってしまっては意味がないので、ピントリングの回転に違和感がない程度にネジを締める。

7Artisans 距離計連動アジャスト機能の前後比較
左が調整前で、右が調整後。(わかりやすく拡大してます)
無限遠も問題なく出るようになった。

距離計連動アジャスト機能はかなり便利。